ロサンゼルス・レイカーズの歴史について、詳しく丁寧に解説するサイト『レイカーズの歴史』

●●●コービーとオニール●●●

【オニールの時代】

1999年にフィル・ジャクソンをヘッドコーチに迎え、グレン・ライス、ロン・ハーパー、
ホーレス・グラントらベテラン選手を加えたチームは見事優勝しました。
そしてレイカーズは2000年、2001年、2002年と3連覇を果たし、オニールは
3年連続でファイナルMVPを受賞、再び黄金時代を築きます。
特に2001年のプレイオフ、レイカーズは15勝1敗と、過去最高の勝率を記録します。
しかし2003年、サンアントニオ・スパーズに敗北し、4連覇とはなりませんでした。

【コービーとオニール】

2003−04シーズン、ベテランのカール・マローン、ゲイリー・ペイトンと大物二人を
加えたチームは「史上最強のチーム」とも呼ばれ、2004年のファイナルに進出しますが
ピストンズに敗れます。
このシリーズではマローンの不振も目立ち、またオニールとブライアントはどちらが攻撃の
中心となるかで不仲になり、オニールはラマー・オドムらと交換でマイアミ・ヒートに移籍、
フィル・ジャクソンもチームを去りました。



【コービーの時代】

2005−06シーズン、チームの中心はコービー・ブライアントとなり、ブライアントは
チーム記録となる1試合81得点などを記録します。
しかしチームとしてはウエスト7位という成績に終わり、プレイオフ1回戦でフェニックス・
サンズに敗れます。
もしもレイカーズが1回戦を勝ち上がっていた場合、同じステイプル・センターを本拠地と
する、ロサンゼルス・クリッパーズとの対戦という組み合わせとなるところでした。
2007−08シーズン冬季トレード市場で、2002年の新人王を受賞したパウ・ガソル
などを獲得し、大型センタープレーヤーの補強に成功すると、レイカーズは再び西の強豪と
なり、NBAファイナルに進出を果たしました。
そして2008−09シーズン、7季ぶり15回目の優勝を果たすと、続いて2009−10
シーズン、宿敵のボストン・セルティックスを破り、2連覇を果たしました。